KTMジャパンは、12月1日付でブラッドリー・ヘイギ氏が新社長に就任したことを発表した。
ヘイギ氏はKTMグループの日本法人代表として、KTMおよびハスクバーナの両ブランドの総責任者を務める。今後は年末にかけ、これまで暫定で社長を兼務してきたミヒャエル・シャノー会長より職務を継承。シャノー氏は会長職に専任となる。
ヘイギ氏は、米国イリノイ州立大学工学部を卒業後、ヤマハ発動機の米国法人でセールス・マーケティング担当のエリアマネージャーとして約10年にわたり勤務。その後、伊ドゥカティ本社で新興国市場を中心としたグローバルのディストリビューター開発に従事し、2009年以降はKTMグループの北米法人でセールス・マーケティング担当バイスプレジデントを務めた。
社長就任に際しヘイギ氏は「日本は世界的なモーターサイクル文化の発信地だ。今回、KTMジャパンの代表職に任命されたことは光栄なことだ。妻とともに東京へ住まいを移し、日本市場で新たな職務に邁進できることに大きな希望を持っている」と抱負を述べた。