ジャガー XF に改良新型、表情変化…欧州で発表

新デザインのグリルやヘッドライト

新デザインのリアバンパー

11.4インチの曲面ガラスHDタッチスクリーン

ジャガー XF 改良新型
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ジャガーカーズは10月6日、ジャガー『XF』(Jaguar XF)の改良新型を欧州で発表した。ジャガーのミドルクラスの現行型が、デビュー以来、初の本格改良を受けている。

新デザインのグリルやヘッドライト

エクステリアは、より低い位置にエアインテークを備えた新デザインのフロントバンパーを採用する。メッシュデザインの新しいフロントグリルも装備されており、視覚的なワイド感が強調された。サイドフェンダーのベントには、ジャガーの象徴的なエンブレムが装備されている。

「ダブルJ」のデイタイムランニングライトを備えた新設計のスリムなオールLEDクワッドヘッドライトは、オプションのピクセルLEDテクノロジーで選択できる。アダプティブドライビングビーム機能は、前方の道路をモニターし、ハイビームを自動的に切り替えて対向車のドライバーの眩惑を防ぎながら、交通標識などの視認性を引き上げる。システムは各LEDを発光させて、さまざまな光線パターンを作り出し、他のドライバーを眩惑させることなく、視界を確保する。

プレミアムLEDテクノロジーは、全車に標準装備されている。自動ハイビームアシストは、「SE」と「HSE」で利用できる。このテクノロジーは、フロントのカメラを使用してハイビームとロービームを自動的に切り替え、対向車のドライバーが眩惑されないようにする。オプションで、シーケンシャルインジケーターも利用できる。

新デザインのリアバンパー

リアのデザインは、よりワイドなバンパーとボディ同色化されたリアアッパー部分が特長だ。ダーク化されたリアライトサラウンドが、サルーンにも採用されている。

スポーティな「R-Dynamic」仕様では、パフォーマンスを強調する専用デザインが採用された。また、すべてのモデルには、グロスブラック仕上げによって、さらにダイナミックな外観を可能にする「ブラックエクステリアパック」が用意されている。

11.4インチの曲面ガラスHDタッチスクリーン

インテリアは、ラグジュアリー性とコネクティビティを追求し、静粛性や洗練さも引き上げた。新設計のコックピットは、より大胆でダイナミックになり、ドライバーに重点を置いたデザインだ。新しいスポーティなセンターコンソールには、オプションでワイヤレスデバイス充電器とスマートフォン信号ブースターを組み込める。

インテリアの中心には、新しい「Pivi Pro」インフォテインメントシステムを制御する11.4インチの曲面ガラスHDタッチスクリーンがある。このタッチスクリーンは、エレガントなマグネシウム合金フレームに組み込まれる。オープンポアのベニヤウッドやアルミなどのトリムを新採用した。ドアインサートやダッシュボードには、「ピアノリッド」の装飾を施す。スピーカーカバーはレーザーエッチング加工された。「JaguarDrive」は、金属製のロータリーダイヤルで操作する。

新しいドライブセレクターは、上側が「クリケットボール」ステッチで仕上げられた。下側は、精密設計の金属製として、触覚を向上させた。新デザインのドアハンドルを備えたドアトリムは、ドリンクのボトルやその他のアイテムへのアクセスを容易にし、容量も増やしている。

新設計のシートは、より広いクッション性を備えており、マッサージ機能やヒーター&クーラー機能も拡大させた。エンボス加工されたジャガーのマークが、ヘッドレストに添えられる。「Est.1935ジャガーコベントリー」の室内装飾タグセットは、ブランドの伝統を際立たせるもの、としている。

《森脇稔》

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