ホンダは2月24日、『N-WGN』など4車種のパンク応急修理用具に不具合があるとして、国土交通省へ改善対策を届け出た。
対象となるのは『N-WGN』、『N-WGNカスタム』、『N-BOX』、『N-BOXカスタム』の4車種で、2018年3月20日から2021年8月2日に製造した13万2818台。
対象車両は、パンク修理剤ボトルの内部構成部品の組付け管理が不適切なため、シール性が不足しているものがある。そのため、タイヤバルブ接続側のホースからパンク修理剤が漏れ、最悪の場合、パンク応急修理ができなくなるおそれがある。
改善対策として全車両、修理剤ボトルからの修理剤漏れ有無を点検し、漏れがあるものは対策品と交換し、修理剤の付着部位を清掃する。漏れがないものは、タイヤバルブ接続側のホース先端のゴムキャップをネジキャップに交換する。
不具合は26件発生。市場からの情報により改善対策を届け出た。