ランボルギーニ、売上高と営業利益が記録更新 2021年通期決算

ランボルギーニ ・ウルス
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ランボルギーニ(Lamborghini)は3月17日、2021年通期(1~12月)の決算を発表した。売上高、営業利益ともに、記録を更新している。

売上高は、新記録となる19億5000万ユーロ(約2570億円)。前年の16億1000万ユーロに対して、19%増とプラスに転じた。また、2021年通期の営業利益は、過去最高の3億9300万ユーロ(約518億円)。前年の2億6400万ユーロに対して、49%増と伸びている。

2021年の世界新車販売台数は過去最高の8405台。前年比は13%増と、2年ぶりに前年実績を上回った。全販売台数8405台のうち、SUVの『ウルス』が半数以上の4391台を占めた。前年実績に対して、14.3%増と2年ぶりに増加した。また、V10エンジンを搭載する『ウラカン』シリーズは2021年、2586台を販売した。前年比は17.9%増とプラスを維持した。V12エンジンを搭載する『アヴェンタドール』シリーズは798台。前年比は5.7%減だった。

市場別では、米国が前年比11%増の2472台を販売し、引き続きランボルギーニの最量販市場となった。中国(香港とマカオを含む)は55%増の935台、ドイツは16%増の706台、英国は9%増の564台、イタリアは3%増の359台を販売した。一方、日本は2021年、457台を登録した。前年比は27.6%減と、2年連続で前年実績を下回っている。

《森脇稔》

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