皆さんこんにちは、丸山浩です。今回は3年ぶりに開催された「東京モーターサイクルショー2022」に行ってきました。メディア取材として3月25日(金)の午前中と、そのまま一般来場者の入れる時間帯まで、たっぷり一日見て回り取材してきましたのでその様子をお届けしたいとおもいます。
ホーク11とダックス125に多くの人が集まる
ホンダ ホーク11(東京モーターサイクルショー2022)まずはホンダブースから。さすがにコロナ禍と言うこともあり、各メーカーブースは、その区域だけの入場制限、アルコール消毒を施し、簡易手袋も配られるという徹底ぶり。しかし中に入ってみれば、それは例年のモーターサイクルショーを思わせる賑わい。所狭しと置かれたラインナップ車輌には、それぞれ跨がってみたいと思う車種に列を作っていました。もちろん目玉は発表されたばかりの『ホーク11』。ターンテーブルに上がった車輌と跨がりを許された2台の車輌には、多くの人が集まっていました。しかしホンダブースの特徴としては、『GB350』、『レブル』シリーズ、『ダックス125』等、それぞれの車輌に年代を問わず幅広く人気があったと言うことです。
そう、GBやダックスなどはその昔を懐かしむ、私と同年代から、当時の車輌をまったく知らない子達まで、新しいデザインのバイクとして興味しんしんに跨がり、触ってみて楽しんでいたのが印象です。一台一台のバイクが年齢層関係なく多くのファンを魅了しているのです。それを観ていると、数十年前、当時のモーターショーで、自分もいち早くメーカーブースに掛けよって、ホークシリーズやモンキー、ダックスに食い入り、そして購入したらツーリングやら友人達の自慢話を思い浮かべていた頃を思い出します。
ホンダモーターサイクルジャパン 室岡克博社長によるプレスカンファレンス今回、3年ぶりの開催となるモーターサイクルショーを取材して感じたのは、全体入場を制限していたために、来場者数はそれほどでもないにせよ、各ブースを運営するスタッフ、そして取材している我々が、開催されたことを一番楽しみ喜んでいたことを感じ、それがまた多くのバイクファンを生みだしていることだと実感しました。