ホンダ レブル250などリコール、エンジンオイルが吹き出すおそれ

ホンダ レブル250(パールスモーキーグレー)
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タイホンダは4月6日、『レブル250』など4車種について、クランクケースカバーの不具合によりエンジンオイルが吹き出すおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのはレブル250のほか、『CB250R』、『CRF250L』、『CRF250ラリー』の4車種で2022年5月20日~12月22日に製造された5421台。

対象車両は、右側クランクケースカバーの製造工程が不適切なため、シーリングプラグの圧入部に塗装が付着しているものがある。そのため、エンジン等の熱によりシーリングプラグの保持力が低下し、そのまま使用を続けると、シーリングプラグが抜け、エンジンオイルが噴き出し、最悪の場合、運転者に付着すると火傷、飛散したエンジンオイルが排気管等の高温部に付着すると火災、後輪タイヤに付着すると転倒のおそれがある。

改善措置として、全車両、右側クランクケースカバーを良品と交換する。なお、改善措置用部品の準備に時間を要することから、使用者に不具合の内容を通知して注意喚起を行い、準備が整い次第交換する。

不具合は2件発生、事故は起きていない。市場からの情報によりリコールを届け出た。

《纐纈敏也@DAYS》

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