JR四国と東急は6月30日、東急の観光列車『THE ROYAL EXPRESS』を使用する観光列車「四国 瀬戸内クルーズトレイン」の運行計画を発表した。
四国へ初上陸する『THE ROYAL EXPRESS』。ツアーは1回あたり最大15組30人まで募集し、旅行代金は96万円。申込みは7月27日から『THE ROYAL EXPRESS』の公式ウェブサイトや郵送で受け付ける(リピーターは8月10日まで、一般は9月28日まで)。申込み多数の場合は抽選となる。この列車はJR四国のほか、東急、JR西日本、JR貨物、両備グループの協力により、2024年1~3月に岡山から松山を経由し高松へ至る3泊4日の行程で6回運行される。運行日は1月26~29日、2月2~5日、2月9~12日、2月16~19日、2月23~26日、3月1~4日。
『THE ROYAL EXPRESS』の運行時刻は、1日目が岡山10時10分頃発~琴平14時頃着、2日目が多度津10時10分頃発~松山14時50分頃着、3日目が松山10時30分頃発~今治14時15分頃着、4日目が今治10時30分頃発~高松14時30分頃着。
「四国 瀬戸内クルーズトレイン」の行程。岡山~児島間はJR西日本、児島~松山~高松間はJR四国が運行を担当する。なお、運行は北海道ツアーと同じく機関車牽引となり、岡山~高松間はJR西日本、四国島内はJR貨物の電気機関車が牽引。電源車も連結される。
「四国 瀬戸内クルーズトレイン」の編成イメージ。『THE ROYAL EXPRESS』は所定より3両減の5両で、全区間が電気機関車牽引となる。旅行代金は一人あたり消費税込み96万円から(2名1室利用の場合)。販売時期は、THE ROYAL EXPRESSクルーズプランに2回以上参加した「THE ROYAL EXPRESSリピーター」向けに7月27日~8月10日に先行販売、一般販売が7月27日~9月28日で、こちらは抽選となる。