オリックスは、7月中旬をめどに、韓国の電気自動車(EV)充電ソリューション企業であるEVAR社へ出資すると発表した。
EVAR社は、サムスン電子の社内ベンチャープログラムを経て2018年に設立されたスタートアップ企業。主にEV充電器の開発・製造を手掛けている。サムスン電子のほか、現代自動車やネイバーなど韓国の大手企業が出資しており、一つの電源から複数の車両に効率的に給電するスマートロードバランシング(電力負荷分散)機能を内蔵した充電器分野での強みを生かし、これまで韓国国内で約2万台(2023年7月現在)の普通充電器を販売している。