ステランティス(Stellantis)は1月24日、自動車向けAI(人工知能)を手がけるクラウドメイド社を買収すると発表した。同社の人工知能フレームワーク、機械学習モデル、知的財産権、特許を取得する予定だ。
ステランティスはこの買収により、次世代自動車のコックピットの開発を加速することを目指す。ステランティスは現在、次世代のコックピット「STLA SmartCockpit」の開発を進めている。このソフト定義自動車(SDV)向けコックピットには、AIが採用される。
ステランティスは、次世代自動車のコックピットにAI搭載フレームワークを追加することで、「Dare Forward 2030」のソフトウェア戦略を強化する。顧客の同意に基づき、クラウドメイドのAIソフトウェアは自動車から得たデータを収集・分析し、パーソナライズされた予測機能を提供するという。