内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。
「何もしないとミニミニバンや古臭い3BOXになってしまうディメンジョンを、どうやって存在感あるデザインにしようかと考えたときに、ロアボディとキャビンの比率というところに着目をしました」そう語るのは商品企画本部デザイン部リードデザイナー、磯村晋さん。
アウディ『Q5』の側面には、ヘッドライトの縁から伸びて、ボディ中心あたりで少し薄くなり、またリアに向けて強くなっているプレスライン、キャラクターラインが走っている。
スバル『レガシィ』が誕生して20年。5代目になったレガシィは、「レガシィらしさ」を追求した結果、このデザインが生まれたという。
「世界の人たちに認知されたトライアングルシルエットは継承しながら、空力を重視したデザインにしました」と話すのは、新型トヨタ『プリウス』のデザイン開発を担当した、トヨタ自動車デザイン部の大西悦也さん。