新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のハイライトのひとつは、室内をクラブへと早変わりさせる、大迫力サウンドを奏でるサラウンドオーディオだろう。このオーディオが装備されるのは、最上級バージョンの「Z Qバージョン」。
他に例を見ないのは、「マッタリモード」と呼ばれるシートアレンジメント。フロントシートをスライドダウンさせ、目の高さがウインドウ下端よりも低い位置に来るようにアレンジすることで、外界からシャットアウトされる感覚を演出するというもの。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のボディサイズは全長3800×全幅1690×全高1635mm。設計のベースが『ヴィッツ』からさらに小型の『パッソ』に変更され、寸法そのものも全長が145mmも短縮されるなど、ダウンサイジングを受けた。
東京臨海新都心のMEGA WEB(メガウェブ)は、チョコレートメーカーのハーシージャパンの協力のもと「Happy バレンタイン in メガウェブ06」を開催する。新型『bB』の「マッタリ」を体感する機会でもある。
13日に開幕した東京オートサロンのトヨタブース、意外なことにハイブリッドカーは一台も展示されていない。実際展示車輌17台中、『bB』と『エスティマ』のカスタマイズモデルはそれぞれ5台ずつの計10台と多い。
トヨタ自動車は昨年末に発表したばかりの『bB』をベースにしたカスタムカーを東京オートサロンに展示した。先代はカスタムベースとして好評だったが新型はこのようになった。発売から間もないため、カスタム提案はトヨタグループの独壇場だ。
クラブのノリが身上という新型トヨタ『bB』(12月26日発表)だが、走りの性能は決しておろそかにされていない。エンジンは1.5リットル、1.3リットルの2機種で、いずれも1トン強と比較的軽いボディを軽快に走らせるだけの実力を持っている。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)がこれだけ攻撃的なデザインを試みた理由は、やはり“若者たちを刺激する”ため。クルマ離れが著しい若年ユーザーをクルマに振り向かせるためには、少々の冒険的なスタイリングではパワー不足。
新型『bB』のデザインを担当したトヨタ自動車株式会社デザイン本部、第2トヨタデザイン部長の丸谷勝己さんは「bBはネッツ店専売。若者の中でもトレンドの先端をいく個性の強い人達に向けて開発した」と話す。
新型トヨタ『bB』のインテリアデザインについて「インパネは『トランスブース』とか『DJブース』をイメージしました。運転するように、音楽を操って欲しいんです」と、開発に協力したダイハツ工業デザイン部第3スタジオの岩村卓さんは語る。
新型トヨタ『bB』のデザインについて「エクステリアでは、『セルシオ』にも負けない“堂々とした存在感”も目指しました」と語るのは、ダイハツ工業デザイン部第3スタジオの岩村卓さん。
トヨタは、『bB』をフルモデルチェンジし、全国のネッツ店を通じて、12月26日より発売した。新型は、初代の特長を継承した上で、若者の嗜好を十分に満たすために、「クルマ型Music Player」を開発テーマにした。
新型トヨタ『bB』(12月26日発表)のエクステリアデザインのテーマは「存在感たっぷりのイカツク、妖しいスタイル」。全体的にエッジが強調されたテンションの高いデザインだ。
音楽を聴くことに注力した2代目のトヨタ『bB』。「トヨタ、ミュージックプレイヤー発売」とのコピーを付けてティザーサイトを展開したのは、20代男性へのプロモーションのためだ。
アムラックストヨタでは、アムラックス東京ならびにMEGAWEB(メガウェブ)において、トヨタのミュージックプレーヤー 新型『bB』の「特別展示」、および「無料試乗キャンペーン」を開催する。