1.8リットル5ナンバー7シーターが『ウィッシュ』だが、先代『イプサム』のエンジンは2.0リットルだったから、ウィッシュは必ずしも先代イプサムの後継ではない。5ナンバー7シーター向けに最適なエンジンをチョイスし、最適なクルマに仕立てたというところだろう。
取り回しの良さが好評だった『イプサム』も、2001年5月のモデルチェンジによって3ナンバー化した。ヨーロッパでの販売を考慮するという理由もあったが、これによって予想以上の痛手を受けたのが、イプサム取扱店のひとつビスタ店だ。どうしても5ナンバーでなくてはならないというユーザーが多かったのだ。
トヨタ自動車は20日、コンパクトな5ナンバーサイズの新型7人乗り乗用車『ウィッシュ』を発表・発売した。張富士夫社長がいうように「大きくなった『イプサム』に代わる5ナンバー7シーター」だが、商品企画はファミリー向けミニバンに限定されない、ジャンルを超えた1台であるとする。
トヨタ車のカスタマイズカーを手掛けるトヨタモデリスタインターナショナルは、『イプサム』をベースにしたカスタマイズした『イプサム240sエアロツアラー』を一部改良し、23日から発売したと発表した。
トヨタ自動車は、『ラウム』、『bB』、『ファンカーゴ』、『ヴィッツ』、『デュエット』、『イプサム』にそれぞれボイスナビゲーション付きの特別仕様車を設定し発売した。
国土交通省は5日、2001年度の自動車アセスメントを公表した。試験対象27車種のうち、最も評価の高い星6つを運転席・助手席ともに獲得したのはトヨタ『イプサム』と『ウィンダム』、日産自動車『スカイライン』だった。
トヨタ自動車は、「イプサム」に特別仕様車「240iリミテッド」を設定して10日発売した。
『エスティマ』、『イプサム』につづき『ヴォクシー/ノア』のモデルチェンジによって、トヨタミニバンラインナップの再編成がまさに進行しつつある。ここで現在のミニバンラインナップをおさらいしてみよう。