2代目に進化したトヨタ『プレミオ』『アリオン』。新型も熟年層をターゲットにしたミドルサイズセダンというコンセプトを変えてはいないので、ライバル車はやはり日産『ブルーバードシルフィ』になる。
日産自動車は、『ブルーバードシルフィ』を一部改良し、16日から発売開始した。今回の一部改良では、素肌に優しい「HADASARA」加工クロスをシート、コンソール、ドアクロス、ドアアームレストに採用した。
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日産自動車は、『ブルーバード・シルフィ』の特別仕様車「20M/15M FOUR ナチュラルリミテッド」を、1月31日から発売開始した。
日産自動車が発表した2006年の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は、前年比7.7%減の323万8346台で、大幅に落ち込んだ。
オーソドックスな3ボックスセダンで、トヨタ『ベルタ』とコンセプトは共通だ。ただベルタは『ヴィッツ』ベースなのに対して、『ブルーバードシルフィ』はもうひと回り車体の大きな『ラフェスタ』をベースとしている。
5ナンバー枠に収まる、比較的コンパクトなボディで、最大限の居住空間とトランクスペースを確保する。セダン不況といわれて久しいが、ならばとまずは機能性をきっちりと押さえ込んだうえで、新しいデザイン的な魅力を盛り込み、さらにはハンドリングを初めとする優れた走り味も追求してしまう。
日本の多くのメーカーがそこを避けて通ろうとするなかで、敢えて5ナンバーサイズのセダンにこだわりつつ、日本のユーザーを第一義に考えた「日産の良心」
見て、触れて、走らせて、非常に消極的なクルマ、という印象に終始する。近づき、ドアを開け、室内に収まる。この段階で製品企画が体感されるものなのだが、何も明確なものが伝わってこない。
新しいクルマなのに運転するととても古いクルマに乗っている感じがする。このハンドリングは30年前のレベルである。
最近の日産車には共通した走り味がある。そう、どのクルマにも共通して、元気なフットワークが備わっているのだ。穏やかキャラの『ブルーバードシルフィ』も例外ではなく、走りはじつに活発なのだ。
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最近の日産車に共通するのが「これといった弱点を持たないものの、特徴までない」。試乗してみると不満な点はないといってよかろう。
とりあえず可もなく不可もなし、といってもマイナスイメージではない。このクラスのこういうセダンは、まず何より手堅さと真面目さが一番。ごく普通の、たぶん少し年配のユーザーにとって、とても安心できるクルマだ。