業務停止命令は、とても厳しい罰である。それだけに、企業は自らを律し、規範意識を高めた行動をとるよう促す効果もある。しかし、それで不利益をこうむるのはユーザーだ。
救急病院はどれも同じ実力があるわけではない。同じ三次救急の病院(重篤な状態の患者が運ばれる病院)であっても、外傷に強い病院、熱傷、脳、心臓に強い病院と、少しずつ特性がある。
2021年が終わろうとしている。そんななか、毎年勝手に恒例の「今年の一台+α」である。
二輪・四輪を合わせて対応できるのは、ホンダとBMWしかないわけで、さすがホンダという思いがする。一方で私は、もやっとした思いが払拭できないでいる。
クルマに事故はつきもの。目の前の傷病者へのバイスタンダー(そばにいる人)の対応で、救命率(後遺症も)は大きく変わる。今では運転免許取得時のカリキュラムに入っているほどだ。
◆車の外と中で起きる事故 ◆どのくらい「しっかり装着」しなければいけないのかわからない ◆正確な情報を、必要な人に届けられていない
総務省のデータによると、8月5日~15日の「各消防本部からの救急搬送困難事案に係る状況調査の結果」は、東京消防庁で1873件と、とんでもない数字になっている。
フランスは、古いシトロエンなどを愛してやまない人もいるというのに、なんという仕打ち。カワサキのZ2はもちろん、GPZ900Rニンジャなども、市内に入れないではないか。
「えっとですね。もうひとつだけ、検査させてください」。先生はそう言った。要約すると、私の目は構造的に水の出口が狭いのだという。そして、それがふさがった瞬間、急性緑内障発作を起こすという。
緑内障の場合、有病者は40代で5%。つまり20人に一人だ。治療法がない病気だけに、早期発見、早期治療開始して、運転できる状態を保ちたいところ。クルマ好きならなおさらだろう。
目の前に広がる芝生の前と、ラベンダー畑の前にそれぞれ座ってもらい、5分間、じーっと目の前の景色をながめながら休憩してもらう。すると、血圧、心拍数、ストレスホルモンといった数値がすべて改善されたという。
ドラマ「コードブルー」の医療監修を務める日本医科大学千葉北総病院が、救命救急のトレーニングに欠かせないシミュレータを購入するため、2千万円のクラウドファンディングへの挑戦を開始した。
5月にNHK放送文化研究所が発表した国民生活時間調査では、平日に15分以上テレビを見た人は、20代で51%、16~19歳では47%であり、それぞれ5年前の前回に比べ20%前後ほど下がったという。
「死亡重傷率は助手席(2.7%)が最も高く、運転席(1.7%)と比較して約1.6倍高い」。助手席は、運転席よりも安全な位置のはずではなかったのか!
2021年6月21日、東京日本橋にカフェがオープンした。接客しているのは、ロボットたちである。今、流行りのAIロボットではない。動かすのは人。その多くは、ALSや脊髄損傷などの病気で、自分の部屋や病室から出ることのできない人たちだ。