スポーケット アメリカ・カルフォルニアのHRAからの提案が、このスポーケット。スポーツカーとピックアップトラックの両方の魅力を兼ね備えたコンセプトカーだ。 パワーユニットは、コンベンショナルなガソリンエンジンで、フロントホイールを駆動する。さらにリアホイール内には電気モーターを内蔵しており、必要に応じて4WDとなる。 エクステリアはマウンテンバイクのヘルメットをイメージしてデザインされたという。ドアははね上げ式で、ボディパネルには軽量なカーボンファイバーが使用されている。 シートは2+2レイアウトで、リアシートを起こすとフラットなカーゴフロアとなり、サーフボードやマウンテンバイクの運搬が可能だ。インテリアはオールウェザープルーフとなっており、汚れたら丸洗いが可能だ。 ステアリングは航空機の操縦桿のような形で、上部分がない。これはステアリングを持ち替えずに、車庫入れからレーンチェンジまでのすべての運転操作ができることをアピールしたデザインなのだ。ホンダが開発中のバリアブル・ステアリング・ギアレシオが市販されれば、すぐにでも実現するという。ただ実際の市販車には、今まで通りの円形ステアリングが装着されるようだ。 |