サーブは13日、新型『9-3』を発表した。生産は7月からで、順次発売予定。今回発表されたのは3ボックスセダンの「スポーツサルーン」。新型9-3はプレミアム・コンパクト・スポーツサルーン市場に参入し、BMW、メルセデス、アウディをライバルとする。
サーブの例にもれずCDは0.28をマーク。エンジンはオールアルミ製の2.0リットル・ターボ(150−210bhpの3機種)と2.2リットル・ターボディーゼル。駆動レイアウトはFFで、トランスミッションは5MT、6MT、マニュアルシフト付き5AT「サーブ・センソトロニック」。センソトロニックにはステアリングホイールのパドルシフトがオプションで設定される。
サーブは「同社史上最大」(関係者)の製品レインジ更新計画を、新型9-3導入とともに開始する。レインジ各車はそれぞれ市場セグメントに最適な商品設定になるという。この5カ年計画で、サーブは生産量を現状の2倍、20万台/年に引き上げる。