トヨタ、ホンダ、日産、マツダ、三菱各社を中心とした新型スモールカー(エンジン排気量1.0−1.5リットル)攻勢は今秋の商戦の目玉になっているが、2003年以降の展開でもまだ多数の後釜が控えていることが編集部独自の調査で判明した。
トヨタは来年中盤に『ヴィッツ』ベースの3列シート7人乗りの新型ミニバンと、『ラウム』の後継モデルを発売する。
日産は同じ頃『キューブ』のシリーズモデルとしてやはり3列シート7人乗り仕様を設定。
ホンダは今年12月、『フィット』ベースの4ドアセダン(社内コード「AX」)をタイから輸入するほか、来夏には『HR-V』の後継として新世代クロスオーバーモデルを投入する。
さらにマツダは『デミオ』、三菱は『コルト』ベースの派生モデルを03年から04年にかけて発売、更にスズキ、ダイハツも軽自動車のノウハウを生かした新型スモールカーを05年までに投入する。本当のスモールカー戦争はこれから始まるといえそうな雲行きである。
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