10日から始まった第5回国際オートアフターマーケットEXPO2006(IAAE06)で、来場者の視線を浴びていたクルマがあった。日本自動車部品協会のブースに展示してあった1938年式ジャガーがそれだ。
このクルマは現在、法政大学体育会自動車部が所有しているもので、日本に1台しかないそうだ。昭和41年、法政大学が渋谷道玄坂「美美薬局」の藤沢臣明氏から譲り受け、以来、法政大学体育会自動車部のシンボルカーとして代々の部員に引き継がれてきた。
しかし、その間、寄る年波には克てず、OB有志から650万円の寄付金を募って、レストアしたこともあった。いまでも100km/hの連続走行が可能とのことで、六大学野球の優勝パレードなどで活躍した。
全長:477cm
幅:173cm
高さ:148cm
車両重量:1590kg
総重量:1810kg
排気量:3485cc
馬力:125HP/4250rpm
原動機型式:S3485・6気筒・OHV
キャブレター:SUツインキャブ
定員:4人
国際オートアフターマーケットEXPOは12日まで、千葉市・幕張メッセで開催中。