新品を超えるリビルト品…アフターマーケットEXPO

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10日−12日にかけて千葉市・幕張メッセで行われた第5回国際オートアフターマーケットEXPO2006では、数多くのリサイクル品、リユース品、リビルト品が展示されていた。

その中で、ラジエーター、コンデンサー、ホイールなどのリビルト品を展示していたのがR&Nという会社だ。同社は奈良県に本社を構える会社で、もともとは自動車整備会社だった。世の中のリサイクル思考の高まりを受け、5年前にリビルト品の別会社、R&Nを設立した。

リビルト品とはリサイクル品と新品とを合わせたものだが、「リサイクル法ができてから、リビルト品の需要が急速に高まり、供給が間に合わない状態」とR&Nの林礼二社長。

同社はその製品に自信を持っており、「純正品とほとんど見分けがつかない」(林社長)という。しかも新品が通常12カ月保証なのに対し、同社の製品は18カ月保証。新品を超えるリビルト品と言っていいかもしれない。おまけに価格は新品の半分ほど。人気があるのもうなずける話しだ。

ただ林社長によると、苦労も多いようで、「クルマによってそれぞれラジエーターが違うので、種類を揃えるのがたいへん」とのことだ。同社はリビルト・ラジエーターを3000種類、リビルト・コンデンサーを1500種類も揃えているそうだ。もちろん、これだけの種類のリビルト品を揃えているのは同社だけ。

「循環型社会を実現させるために、さらに種類を増やし、リビルト品の認知度を高めていきたい」と林社長は抱負を語る。

《山田清志》

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