【東京オートサロン07】可変デバイスで空力を磨いたストリーム

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ホンダアクセスが、2007年1月12日-14日に千葉県幕張メッセで開催される「TOKYO AUTOSALON 2007 with NAPAC」に『ストリーム・スポーツコンセプト』を展示する。そのテーマは『風の彫刻』だという。

「空力的に有効的な形をデザインして、ストリームをさらにスポーティに仕立てています」と語るのは、エクステリアデザインを担当したホンダアクセスのデザインブロック研究員金子恭大(かねこやすひろ)さん。

低重心シャシーをはじめスポーティな仕立てのサスペンションなどの採用によりミニバンらしからぬ高い運動性能を身に付けているストリーム。そんなストリームにエアロデバイスを加えて風を味方にし、さらに走りの性能を高めようというのがこのクルマの狙いなのだ。

エクステリアは、前後のバンパーやグリルをはじめとしてヘッドライトやフェンダーまでカスタマイズし、見るからに走りを予感させる仕立てになっている。

「ストリームって『風の流れ』じゃないですか、そんなことも意識しながら、風の流れを表現してみました。フロントバンパーのカナードはもちろん、タイヤハウスの後ろのフェンダー処理などは、タイヤハウス内の空気を上手く抜いて抵抗をなくす処理を施している。そういう機能も込めたデザインなのです。」(金子さん)

注目は、2006年出品車両の「シビック・モデューロコンセプト」に引き続き採用された電動可変デバイスだ。ストリーム スポーツコンセプトには、ラジエターグリル、リヤディフューザー、ルーフスポイラーの3ヵ所が可動する仕組みになっている。

フロントは高速で閉じて空気抵抗を減らし、ディフューザーとルーフスポイラーは後部に40mm延長することでダウンフォースを稼ぐのである。

「フェンダーなどは膨らませているけど、よく見るとオリジナルのストリームと形状は同じなんですよ。キャラクターラインも、ノーマルのラインを強調しているだけです。なぜ大胆に変えてないかといえば、バンパーだけを市販しても違和感がないように」(金子さん)

そんな金子さんのニュアンスからは、ショーの反響次第では市販化の可能性もゼロではないとも読み取れる。このデザインを自分の愛車でも再現したいというストリームオーナーは、オートサロン会場でホンダアクセスのスタッフにリクエストするのをお忘れなく!

《工藤貴宏》

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