【日産 ピノ 発表】ユーザーの裾野を広げる

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【日産 ピノ 発表】ユーザーの裾野を広げる
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1月22日、日産自動車から『モコ』『クリッパー』(商用車)『オッティ』に続く4番目の軽自動車となる『ピノ』が発売された。ピノも従来からある日産の軽自動車同様に、スズキからOEM供給される『アルト』をベースに、内外装を日産風にアレンジしたモデルだ。

アルトとピノの主な違いは、フロントグリル一体式バンパー、ホイールカバーのデザイン、シート表皮などが日産専用のものに意匠変更。また、アルトでは一部グレードでオプションとなるABSが、ピノでは全車に標準装備されている。

ピノの商品企画を担当した日産自動車商品企画本部の工藤圭子さんは「日産では主に『モコ』や『オッティ』といった、少し全高の高いモデルを中心に軽自動車を販売してきましたが、年々拡大傾向にある軽自動車市場の幅広い需要に応えるために、セダンタイプの導入も検討していました」

「そんななか、スズキ アルトがマイナーチェンジを行なうということなので、それをきっかけに日産でもピノを導入しました。ピノには今まで他社に流れていた、初めて新車を購入する女性や、日産車を持つお客様のセカンドカー需要を獲得して、日産車ユーザーの裾野を拡げてくれることを期待しています」という。

ピノなら『マーチ』と価格がバッティングすることもないので、コンパクトカーよりも低価格なクルマを欲しいと思う人にとっては、手ごろなモデルとなるだろう。とくに親が日産車に乗っていて、娘が初めてクルマを買うような場合には、ピノは最適なクルマとなるはずだ。

《岡島裕二》

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