日本電産の東洋電機買収提案、労組が反対の意思表明

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東洋電機製造は、日本電産からの資本提携の提案に対して東洋電機労働組合中央執行委員会から「断固反対する」意思表明を受領したと発表した。

同労組では、日本電産の提案受領後、東洋電機の取締役会による日本電産への情報提供要請と並行し、公開情報の分析や、電機連合に加盟する日本電産グループ会社の労働組合にヒヤリングを行うなど、組合として自主的な情報収集を行ってきた。

その上で、全組合員に対しアンケートを実施したところ、組合員の関心は高く、回収率が97.5%となり、その中で提案の反対者が89.0%、賛成が2.4%となった。また、日本電産の買収成立時に離職を検討する組合員が12.8%、様子を見て不満があれば離職を検討する組合員が69.3%にも達した。

このアンケート結果に基づき、12月6日に臨時大会を開催し、満場一致で提案に対する反対意思を公式に機関決議したとしている。

《レスポンス編集部》

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