ベントレーは10日、『コンチネンタルGT』『コンチネンタルGTC』に「シリーズ51」という特別仕様車を設定。15日に開幕するフランクフルトモーターショーで公開すると発表した。
シリーズ51は、ベントレー英国クルー本社のデザインチームが、コンチネンタルGT/GTCをベースに、内外装の高級感をさらに高め、特別な1台に仕立てたモデル。シリーズ51とは、1950年代のベントレーの名車、『コンチネンタル』シリーズを手がけたジョン・ブラッケリー氏が、クルー本社に最初にデザイン部門を置いた1951年に由来している。
シリーズ51は、豊富なボディカラーや内装色、素材を自由に組み合わせて、フルオーダーによって顧客好みの1台が製作可能。今回のフランクフルトには、コンチネンタルGTCを展示するが、その内装には「3トーンインテリア」が採用されている。
これは、異なる色合いのレザー3色を組み合わせた内装で、「インペリアルブルー」「リネン」「ニューマーケットタン」の3色を使用。レザーの表面には、ダイヤモンドキルト加工が施されている。
ダッシュボードやセンターコンソールには最高級の「アンボイナ」ウッドパネルを装着。「エンジンスピン」と呼ばれる明暗をつけたアルミパネルも選択できる。
ボディカラーは、専用のツートンをはじめ豊富なバリエーション。足元には専用20インチ14本スポークアルミホイール、フロントフェンダーには「51」エンブレムが装着される。
ベントレーは、すでにシリーズ51のオーダー受付をスタート。世界中の富裕層のニーズに応える。