フェラーリ新ディーラー…急激な拡販は狙わない

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フェラーリ正規ディーラーロッソ・スクーデリア オープン
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フェラーリの国内販売に新規参入するディーラーのロッソ・スクーデリア、これまで「日本総代理店」となっていたコーンズと、ディーラーのキャラクターに違いはあるのであろうか?

ロッソ・スクーデリアは、量販車両の販売で実績のある自動車販売会社を母体としていて、ほぼオートクチュールといえるフェラーリの販売については新領域となる。今回の新ディーラーオープンにあたっては、フェラーリと密接な関係により準備が進められたといい、イギリス、中東、ニュージーランドにて計15年間フェラーリに携わるアフターセールスマネージャーを迎えるなど、万全の体制を敷いている。

また、新規ディーラーとして開拓するターゲット層については、マーケティングマネージャー野口剛氏は「フェラーリ『カリフォルニア』がターゲットとしているユーザー層と同じになるのでは」と語り、「カリフォルニアはフェラーリとして拡販を意識したモデル」であることを付け加えた。

ショールームのある南青山は、高級ファッションブランドが点在する場所。フェラーリ社の意向を反映したショールームも高級ブティックといった雰囲気で、この地で買い物をする女性層も、取り込みたい狙いもあるようだ。

高級ブランドの日本撤退という話も聞くが、一台2000万円を超えるフェラーリを買える超富裕層の動向は、昨今の経済状況にあっても比較的安定的という。

等々力社長は、急激な拡販は狙わないと慎重な姿勢を見せるが、メインの商材と捉えているカリフォルニアに加えて、先行予約の受付が開始されたフェラーリ『458イタリア』は反響が大きいといい、好調なスタートダッシュをきれるかもしれない。

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