富士重工業は、同社のモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナルと共同で、1月14~16日に幕張メッセにて開催される「東京オートサロン2011 with NAPAC」に出展する。
今回両社は「Proud of BOXER」をテーマとし水平対向エンジンの特徴をモチーフに「低重心」を強くイメージさせるブース造形やBOXERエンジンへのこだわりを紹介する。
2010年6月に発表したSTIの新しいコンプリートカーのブランド「tS」のコンセプト「Sport Always!」に基づき、乗車した人すべてが気持ちの良い走りを感じられるよう、シャシー、ボディを中心にSTI独自の仕様装備を施す。
東京モーターショー11では、コンセプトカーとして『レガシィ2.5i tS』を参考出品する。レガシィシリーズで最量販グレードであるツーリングワゴン「2.5i S Package」をベースに、2.5リッター水平対向4気筒NAエンジンとリニアトロニック(CVT)にチューニングを施し、軽快でスポーティな走行性能を発揮する。内外装にもアルカンターラの専用シートやブラックインテリアなど、独自の仕様装備を施す。
また、『エクシーガ2.0GT tS』コンセプトも展示する。「エクシーガ2.0GT」をベースに、走りの7シーターを目指した。多人数乗りの用途を考慮しながら、高速道路のロングツーリングでもワインディング路でも、ドライバーの意思に忠実な操縦安定性と乗り心地を実現する。
さらに、トヨタ自動車からのOEM車である『トレジア』をベースにした『トレジアSTIコンセプト』も展示する。tSブランドの大人のスポーティさとコンパクトカーに求められる若々しさを融合を図った。
このほか、市販車として1月25日から発売する『インプレッサWRX STI tS』や12月24日から発売する『フォレスターtS』などを出展する。