ワールドカーオブザイヤー(WCOTY)主催団体は1日、ジュネーブモーターショーの会場において、「2011ワールドグリーンカーアワード」のファイナリスト3台を発表した。
2011ワールドグリーンカーアワードは、2010年に発売された新型車の中から、とくに環境面でエポックメイキングな内容を持つモデルに与えられる賞。世界25か国、60名のジャーナリストに自動車環境技術の権威3名が加わり、審査が行われる。
2011ワールドグリーンカーアワードの最終選考3台は以下の通り。
・BMW320dエフィシエントダイナミクスエディション
・シボレー・ボルト
・日産リーフ
BMW『3シリーズ』はクリーンディーゼル、シボレー『ボルト』はエンジンを搭載するレンジエクステンダーEV、日産『リーフ』はEVと、異なる3種類の環境対応車が残った。なお、ヒュンダイ『ソナタハイブリッド』とメルセデスベンツ『BクラスF-CELL』、スマート『フォーツーed』は最終選考に進めなかった。
この3台の中から、4月のニューヨークモーターショーにおいて、ワールドグリーンカーアワードを決定。過去の受賞モデルは、2006年がホンダ『シビックハイブリッド』、2007年がメルセデスベンツ『E320ブルーテック』、2008年がBMW『118dエフィシエントダイナミクス』、2009年がホンダ『FCXクラリティ』、2010年がフォルクスワーゲン『ブルーモーション』(『ゴルフ』『パサート』『ポロ』)。2011年は、リーフとボルトが一騎打ちの様相を呈してきた。