【MINIクーペ 発表】クーペなれどボディ剛性は確保

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MINI クーパーS クーペ
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ビー・エム・ダブリュー(BMWジャパン)から発売が開始されたMINIブランド5番目のモデル『クーペ』は、『コンバーチブル』をベースに仕立てられている。

「Aピラーを取ってしまうとこのモデルはコンバーチブルがベースです。そのボディは強度を高めるために、リア周りやサイドの鉄板などに補強材が入っているのです」とは、MINIマーケティング・ディビジョン プロダクト・マネジメント マネジャーの佐藤毅さん。「それをそのままクーペとロードスターに使っています」。

佐藤さんは、「最初ハッチバックベースで来るのかと思っていましたが、(コンバーチブルを選んだということで)ねじり剛性なども真剣に考えられていました。パッセンジャーシートの後ろやリア周りの補強が効いていて、テールゲートが大きく開いても、ボディ剛性が保たれているのですね」と話す。

荷室の広さも2シーターということもあり、クロスオーバーを抜いてミニの中では一番大きいという。ボディサイズは、全長とホイールベースは、コンバーチブルやハッチバックと全く一緒(全長3740mm ホイールベース2465mm)。全高は1380mmと50mm低いスタイルだ。「Aピラーが寝ている部分などが影響し低くなっています、これによりデザインもクーペらしくなり、CD値に効き、また重心高が下がることで、さらに走りも良くなっているのです」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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