プジョー・シトロエン・ジャポンは18日、プジョー『207』『207CC』『207SW』3車種のABSおよび制動灯に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2012年3月19日~同年5月21日に輸入された259台。
制動灯の配線固定が不十分なため、配線がブレーキリンクロッドに接触し、被覆が損傷して短絡することでABS警告灯が点灯してABSが作動しなくなるとともに、断線した場合には制動灯が点灯しなくなる。
全車両、配線の固定状態を確認し、固定が不十分な場合は、ハーネスストラップを使用して正しい固定状態に修正し、配線に損傷がある場合は配線を修理する。
不具合発生はなく、本国メーカーからの情報でわかった。事故は起きていない。