2009年より日本市場で導入を開始したフィアット クライスラー ジャパンの「アバルト」ブランドは、2013年からラインアップを拡充しつつ、メインストリーム向けに展開していくことを明らかにしている。
2012年まで、アバルト車でセミオートマチックトランスミッションを搭載した車種は「500C」と限定車の「695 トリブートフェラーリ」のみに限られていたが、2012年の販売台数中ではMAT比率4割を獲得した。ツーペダルのニーズが高い日本の市場に合わせ、2013年1月11日より5速セミオートマチックトランスミッション搭載のみの『595』シリーズを国内販売を開始し、MATラインアップを2013年から拡大した。
5速セミオートマチックトランスミッションをパワーアップしたエンジンに組み合わせた『595 コンペティツィオーネ』は、走りを追求した最もスポーティーな最上級モデルだ。
Esseesseキット装着と同等のエンジンは最高出力160psと最大トルク21.0kgmを達成している。「Sport」モードでは、1.4リットルのターボエンジンの最大トルクが23.5kgmに高まる。Sabelt製シートのレザー/アルカンターラシートや17インチアロイホイールを装着している。また「Record Monza」のエキゾーストシステムが標準装備だ。
「595 コンペティツィオーネ」の価格は、339万円だ。