ジャガー・ランドローバー・ジャパンは10月24日、ジャガー『Xタイプ』などのヘッドライトに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ジャガー Xタイプ/Sタイプで、2001年6月25日~2008年2月12日に製造された3305台。
リコール届出の改善作業で交換したHID(放電式)前照灯のバラストモジュール(点灯装置)の電子基板に製造時の帯電防止処理不良のものがあるため、静電気放電により電子基板が破損してHID前照灯が不灯になるおそれがある。
全車両、当該バラストモジュールを良品と交換する。
不具合発生件数は16件で、市場からの情報および国土交通省の指摘により発見した。
事故は起きていない。