光岡自動車から発売された限定車、『ガリューヴィゴーレ』は、上質な室内空間とともに、赤いストライプで秘めたる情熱を表現しているという。
ヴィゴーレという名称について、同社事業部開発課課長の青木孝憲さんは、「ヴィゴールというスペイン語をもとにした造語で、勢いとか活力を意味している」と話し、「ボディサイド下端とシートの赤いストライプで言葉の意味を表現した」という。
シートのストライプは、助手席側の前後シートのみに施されている。「両方のシートに施すと少々しつこくなってしまうので、さりげなさを重視した。サイド下端のストライプも同様だ」と述べる。
また赤のストライプは、「スーツなども同様で、何処かにワンポイントがあるくらいがちょうどいい。(ガリューは)顔がちょっと濃いので、それ以上手を入れるとしつこすぎてしまう」と青木さん。
「ガリューのユーザーは年齢層も高く、落ち着いた方が多いので、少し大人寄りのセンスに振り、全体を仕上げた。リアのレースカーテンもそういうユーザーのための設定」だと語った。