【ルノー キャプチャー 発表】2トーンボディカラーは軽快感演出のため

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ルノー・キャプチャー
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  • ルノー・キャプチャー(東京モーターショー11)
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ルノー『キャプチャー』は、グレードにより2トーンボディカラーが採用されている。その理由のひとつには軽快感の演出があるという。

東京モーターショー11にも出展されたコンセプトカー『キャプチャー』のルーフは取り外しが可能で、アルミのルーフを外すと骨組みが残る。このルーフを採用した理由について、ルノー・ジャポンマーケティング部商品・広報グループチーフマーケティングマネージャーのフレデリック・ブレンさんは、「SUVのボディスタイルは重く見えがちなので、その重さを少しでも軽快に見せるために取り外せるようにしたのだ」という。

では、市販車はどう軽さを表現したのか。「市販車ではこのルーフ形状は難しいので、2トーンボディカラーを採用した」とブレンさん。さらに、「通常は生産上難しいことからAピラーは(ルーフカラーを)塗らないが、キャプチャーはAピラー、ドアミラー、リアスポイラーをルーフカラーで塗装した」と説明。

この結果、「Aピラー付け根からスポイラーまでルーフカラーがつながることで、軽快感を演出した」と述べ、「これはコンセプトカーキャプチャーのデザイナーが、市販車のキャプチャーも手掛けたからこそ可能となったデザインだ」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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