トヨタ自動車は5月28日、『ヴィッツ』などのアンチロックブレーキシステム(ABS)油圧調整装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、『ヴィッツ』『プレミオ』『アリオン』の3車種で、2014年3月25日~3月31日に製造された計1330台。
ABSの油圧調整装置において、組付工程の設備保全が不適切なため、調圧用スプリングが組み付けられていないものがある。そのため、ABS作動時に調圧が遅れて、走行安定性を損なうおそれがある。
全車両、ABSの油圧調整装置を良品と交換する。
不具合および事故は発生していない。仕入先からの情報により発見した。