イタリアのスーパーカーメーカー、フェラーリは6月24日、英国で6月25日(日本時間6月25日夜)に開幕する「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2015」において、『カリフォルニアT』の「テーラーメイド」を初公開すると発表した。
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは1993年、マーチ卿がイングランドのウエストサセックス州グッドウッドの広大な邸宅で始めたイベント。世界中から新旧のレーシングカーが集結して賑わいを見せる。
テーラーメイドは、顧客のユニークな個性とテイストを車両に反映することを目的に、フェラーリが用意しているパーソナライゼーション・プログラムの名称。フェラーリは世界市場で、カスタマイズ事業に力を注いでいる。
グッドウッドで初公開されるのは、カリフォルニアTのテーラーメイド。英国伝統の「ポロ」と「馬」のレースにインスパイアされた白基調のカラーリングを採用する。
また、「マイクロ・プレステージ」と呼ばれる新素材を導入。これは、フェラーリのために開発された軽量なファブリック素材。厚さは、わずか0.7mm。一般的なレザーと比較して、重量を3分の1に抑えた。この新素材を、シートなどに使用している。