米国の自動車最大手、GMのシボレーブランドの主力中型セダン、『マリブ』。同車が米国市場において、リコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「GMから、シボレー マリブに関するリコールの届け出を受けた」と公表している。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。NHTSAによると、マリブのサイドエアバッグの部品が、エアバッグ展開の際に飛び散り、乗員が負傷する恐れがあるという。
リコールの対象となるのは、2016年モデルのマリブの一部。米国で販売された3137台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店で、サイドエアバッグモジュールを交換するリコール作業を実施する。