気品ある優雅さを備えたコンパクトSUV『ルノー キャプチャー E-TECH HYBRID』その姿は彗星のごとく煌めく

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ルノー・キャプチャー E-TECH HYBRID
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全長4.5m以下のコンパクトSUVで、フルハイブリッドを搭載している日本メーカーのモデルは10車種にも満たない。でもそれを求めているユーザーは多く、どれもが人気車種となっている。

市街地でも扱いやすく、室内空間も荷物の積載性も十分にあり、少しくらい荒れた道や雪道でも安心して走れて、燃費がいい。そんなフルハイブリッドのコンパクトSUVはとても魅力的だが、これまでその市場に割って入ることのできる輸入車は皆無だった。

欧州販売台数No.1の実績。その実力はまさしく本物だと感じる

ルノー・キャプチャー E-TECH HYBRIDルノー・キャプチャー E-TECH HYBRID

そこへ彗星のごとく現れたのが、ルノー キャプチャー E-TECH HYBRIDだ。日本で買えるフルハイブリッド輸入車は、アルカナ、ルーテシア、キャプチャーというE-TECH HYBRIDシリーズのみで、そのうちキャプチャーは、全長4.5m以下のコンパクトSUVに入る。もともと、先に登場していたガソリンモデルのキャプチャーは、2020年に欧州で販売されたすべてのSUVの中で、販売台数No.1を獲得した実績を持つ才色兼備な1台。最新のフレンチデザインが表現された、アスリートのような躍動感と官能性のある洗練されたデザインは、オシャレなツートーンカラーとよく似合って視線を惹きつける。

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室内空間では、ルノーが「インテリア革命」と呼んでいる、センスのいいデザインと操作性の両立が特徴的。運転席と助手席の間に浮かび上がるように配されたフライングセンターコンソールは、従来より軽く正確な操作が可能となるシフト・バイ・ワイヤー採用の「e-シフター」で、ドライバーが自然と手を伸ばしたところで小気味いい操作感がもたらされる。運転ポジションも取りやすく、センターパネルなどが少しドライバーに向いた角度で配置されているので、運転ビギナーでも見やすく、操作しやすい空間と感じるはずだ。

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キャプチャー E-TECH HYBRIDでも、そうした内外装がしっかり引き継がれている。というよりも見た目からはガソリンモデルとの違いを見つけるのが難しいほどで、外観ではリヤに「 E-TECH HYBRID」のエンブレムが加わり、インテリアでは同じくシフトベースにエンブレムが置かれたほか、 E-TECH HYBRID専用装備の1つとして、10.2インチの大きなフルデジタルインストゥルメントパネルが配置されている。本当の違いを体感するのは、スタートボタンを押してからだ。

その走りは極上のなめらかさ。
思い通りのシフトフィールが動力を無駄なく引き出す

ルノー・キャプチャー E-TECH HYBRIDルノー・キャプチャー E-TECH HYBRID

静かにシステムが起動すると、パッと明るく目の前に浮かび上がるオシャレなメーター画面には、エネルギーモニターが控えめに表示されている。小ぶりなe-シフターをDにすれば、最初はモーターのみで走りだす。スルスルとなんの引っかかりもない、極上のなめらかさ。

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しっかりとしたボディ剛性、路面を捉える安定感を感じつつも、加速フィールは羽が生えたかのように軽やかで、中速域から高速域までがあっという間。その心地よさが全身を包み込み、心が解き放たれていくような走りが続く。エネルギーモニターを注視していなければ、どこからエンジンが加わってどこからがモーターのみに戻ったのかなど、ほとんどわからないほどシルキーで隙のないつながりだ。

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実はこのE-TECH HYBRIDでは、ルノーがF1をはじめとするモータースポーツで培った独自の技術と、小型EV「ZOE」の長年にわたる知見との見事なマリアージュが実現している。とくに、誰よりも速く正確に効率よく加速・減速することが勝利に不可欠なモータースポーツで磨いた「ドッグクラッチ」の技術が、市販車両に注がれているところがキャプチャーE-TECH HYBRIDの走りを魅力的にしている大きな強み。ハイブリッドシステムを構成するのはまず、一般的に用いられるクラッチやシンクロナイザーを省き、ダイレクトに減速ギアとギアセレクターの歯を噛み合わせることができる、ドッグクラッチマルチモードATだ。どうしてもショックが大きくなるところをモーターでなめらかにしており、駆動力の直結も可能。モーター側に2つ、エンジン側に4つのギアを持ち、全12通りの変速比で効率よく切れ目のない動力を引き出すことができるという。

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そしてメインのモーターとなるのが「E-モーター」で、出力は36kW/205Nm。サブモーターとして「HSG(ハイボルテージスターター&ジェネレーター)があり、こちらは15kW/50Nmだ。エンジンは1.6L直列4気筒自然吸気エンジンで、69kW/148Nmを発揮。日産、三菱とのアライアンスエンジンである「HR16」型だが、エンジンマッピングやピストン、コネクティングロッド、クランクシャフトなどがE-TECH HYBRID用に新たに開発されている。

高速走行でも思い通りに操れる一体感あるエンジンフィール

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高速道路に入るとエンジン直結となり、鼓動を感じるようなダイナミックな走りを堪能できるのが楽しい。クルージング中のわずかな加速・減速のコントロールにも遅れなく、意図した通りの反応が得られる。また、バッテリーの充電が溜まってくると高速域でもEVモードで走行できる場面があり、力強さとなめらかさの連携がまた爽快。合流や追い越しのために強く再加速するようなシーンでは、エンジンとモーターが手を組んで、背中を押されるような力強さが一瞬で引き出せる。走行しているうちに、もはやキャプチャーが体の一部になったような感覚で走っていることに気づいた。

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そして、日常のふとしたシーンでは、ガソリン車だと少しストレスだったところが、E-TECH HYBRIDならとてもリラックスできている。たとえばショッピングモールの立体駐車場は急な坂道をくるくると回ってのぼることが多い。混雑している際には、急坂の途中で停車しなければならないこともあり、ガソリン車だと再発進は少し緊張しがち。でもキャプチャーE-TECH HYBRIDは一拍の遅れもなく十分に力強い再加速ができ、安心だった。最小回転半径もガソリンモデルと同じ5.4mで、狭い場所での取り回しもスムーズだし、E-TECH HYBRID専用装備としてバックギアに入れると後方の映像が表示され、センサーが後方に近づく車両を検知するリアトラフィックアラートが装備されていたり、360°カメラやパーキングセンサーも標準装備で、車庫入れもしやすい。ADASをはじめとする先進の安全運転支援技術がしっかり備わっているので、ロングドライブの疲労軽減にもつながるはずだ。

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さらに、コンパクトSUVの中には後席スペースがタイトなモデルもあるなか、キャプチャーE-TECH HYBRIDは大柄な人でもゆったりと座れる空間を確保。16cmの前後スライド機能があり、6:4分割で前に倒せるようになっている。荷室は通常で440Lと普段の買い物からレジャーまで十分な広さがあるのも嬉しいところだ。

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オシャレで使い勝手がよく、運転しやすく爽快。これまでハイブリッド車の走りに抵抗があった人にも、F1由来の技術が注がれた走りは響くものがあるはず。その上、輸入車SUVNo.1となる22.8km/Lの低燃費を手に入れたキャプチャーE-TECH HYBRIDは、新感覚のフレンチコンパクトSUV。今までにない味わいとコスパの良さに、ハマる人が続出しそうな予感だ。

ルノー キャプチャー 公式ページはこちら

まるも亜希子/カーライフ・ジャーナリスト
映画声優、自動車雑誌『ティーポ(Tipo)』編集者を経て、カーライフ・ジャーナリストとして独立。 現在は雑誌、ウェブサイト、ラジオ、トークショーなどに出演・寄稿する他、セーフティ&エコドライブのインストラクターも務める。04年・05年にはサハラ砂漠ラリーに参戦、完走。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。

《まるも亜希子》

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