ボックスアートが懐エモい!「マッチボックス」に完売必至の日本車アソート登場

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2004 ホンダ S2000
  • 2004 ホンダ S2000
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  • 2004 ホンダ S2000
  • 2022 NISSAN GT-R NISMO
  • 1962 ホンダ T360
  • 1962 ホンダ T360
  • 1962 ホンダ T360
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アメリカの総合玩具メーカー、マテル社のミニカーブランドには二枚看板が揃っている。かたやアメリカ生まれのホットウィール、そしてもうひとつが、今回紹介するイギリス生まれの「マッチボックス (Matchbox) 」だ。

そのルーツは1947年、レズリー・スミスとロドニー・スミスがロンドン郊外で創業した、ダイキャスト製品メーカーのレズニー・プロダクツにある。このレズニー社に経営パートナーとして参加したジョン・W・オデルは、娘のためにロードローラーのミニチュアを製作。これを子どもたちが虫などを入れて持ち歩いていた、マッチ箱に入るサイズとした。このミニカーはのちに商品化され、さらにバリエーションを増やしていく。

1962 ホンダ T3601962 ホンダ T360

これらを商品イラストの入ったマッチ箱そっくりのパッケージで販売したことが由来となって、1953年にマッチボックスというブランド名が誕生した。この紙箱入りの販売形態は、後発のミニカーブランドにも影響を与えたと言われている。

当初は簡素なミニカーを生産していたが次第にクオリティを高めたマッチボックスは、小さなサイズに前輪が左右へ切れるギミックを組み込むなど、意欲的な商品も発表。紆余曲折を経て、1997年にホットウィールを擁するマテル社の傘下に加わったのだ。

実車のオリジナルを“リアル”にミニカーサイズで再現したのがマッチボックス最大の特徴

マッチボックスの特徴はリアル路線で、欧州車を中心に日本車やアメリカ車、はたらくクルマなどをオリジナルに忠実なミニカーとして再現。そんなマッチボックスのミニカーは、これまで何度となく日本でも輸入されているが、2021年2月からはマテル社の日本法人であるマテル・インターナショナルが販売している。

2022 NISSAN GT-R NISMO2022 NISSAN GT-R NISMO

当初は1:64スケールミニカーの2シリーズから導入された。ひとつがベーシックカーアソートで、年間100車種のリリースが予定されている。パッケージはブリスタータイプで、台紙には車両イラストに加えて自動車メーカーのロゴがプリントされている。

もうひとつがコレクターズアソート。いずれもゴム製タイヤを装着し、実車の特殊な機構を再現するギミックが導入されているプレミアムな仕様だ。たとえば「2016 BMW i8」では、独特の開閉方式を持つドアが採用された。また、ブリスターパッケージにはミニカーとともに、1960年代のパッケージを彷彿させる紙箱が封入されている。さらに現在は、パッケージにギミックの説明イラストが付く「ムービングパーツ」や、販路限定の「ジュラシック・ワールドコレクション」といったシリーズも展開している。

そんなマッチボックスに日本車のアソートが登場!完売必至の最新ラインナップをご紹介

そんなマッチボックスから、10月に登場するのが「ジャパンシリーズアソート」だ。その名のとおり、日本車のみ6車種をセレクトしたシリーズとなっていて、全モデルともギミック付き。パッケージは水彩画風のエモいイラストが描かれた紙のボックス仕様で、緩衝材にも紙を使用したプラスチックフリーとなっているのも注目のポイントだ。それではラインナップを見ていこう。

2004 ホンダ S20002004 ホンダ S2000

ホンダからは2台をモデル化。まずは「2004ホンダS2000」をご紹介。同車は1999年に発売され、ホンダとしては29年ぶりのFR車となったオープンスポーツだ。9000rpmまで回り、自然吸気で250psを発生するF20C型2.0リットル直4を搭載して登場したが、2004年にはアメリカ仕様、その翌年には日本仕様が2.2リットルへと拡大された。ボンネット開閉ギミックにより、ホンダ謹製のエンジンが搭載されたこのエンジンルームを目にすることができる。

1962 ホンダ T3601962 ホンダ T360

そして「1962 ホンダT360」。ホンダ初の量産四輪車となった軽トラックだ。フロントシート下に搭載されるエンジンは日本初のDOHCを採用し、354ccながら、8500rpmで30psを発生する高回転型ユニットだった。こちらもS2000同様に、スペアタイヤなどが積載されるボンネットの開閉ギミックが組み込まれた。

ダットサン 280 ZXダットサン 280 ZX

日産からは2台登場。1台目は「ダットサン280ZX」だ。1978年に登場したS130型こと2代目フェアレディZの海外仕様で、280ZXは145ps/23.0kgmを発生するL28E型2.8リットル直6を搭載。ブラックのボディとシルバーのボンネットを組み合わせたボディカラーは、マンハッタンカラーと呼ばれたもの。モデル化されているのは、ルーフの短い2シーターモデルのフォルムだ。

2022 NISSAN GT-R NISMO2022 NISSAN GT-R NISMO

続いて登場するのは、「2022 NISSAN GT-R NISMO」がラインナップ入り。モチーフとなっているのは、大型のリアウイングを含む専用エアロを装備したGT-Rニスモ。VR 38DETT型3.8リットルV6ツインターボは、ニスモ専用チューンにより標準車+30ps/1.5kgmの600ps/66.5kgmを発生する。実車は早々に完売してしまったが、マッチボックスなら箱入りで手に入る。

トヨタ FJクルーザートヨタ FJクルーザー

「トヨタFJクルーザー」は、2005年からアメリカ市場で販売されたSUV。ランドクルーザープラドのメカニズムをベースに、FJ40型こと初代ランドクルーザーをイメージしたデザインを組み合わせた。日本では当初、逆輸入車が販売されたが、その人気を受けて2010年に正規ラインナップへ加わり、2018年まで販売された。観音開きのドアも特徴的だ。以上の3台は、ドア開閉ギミックを採用している。

マツダ MX-30マツダ MX-30

もう1台は「マツダMX-30」。マツダ初の量産EVと、2.0リットル直4マイルドハイブリッドを設定したクロスオーバータイプのSUVで、クーペ風のフォルムや観音開きのフリースタイルドアなど、チャレンジングな要素が数多く投入されたモデルだ。ミニカーは、バックドアの開閉ギミックを装備している。

まもなく70周年を迎える歴史を持ち、ミニカーブランドのなかでも草分け的存在といえるマッチボックス。長く慣れ親しんだファンはもちろん、これまで手に取ったことのないヤングユーザーも、最新アイテムをマテルのAmazonページからチェックしてみよう!

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《関耕一郎》

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