VWの小型EV『ID.3』、表情変化…改良新型を欧州発表

フォルクスワーゲン ID.3 改良新型
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フォルクスワーゲンは3月1日、コンパクトEV『ID.3』(Volkswagen ID.3)の改良新型を欧州で発表した。

ID.3はフォルクスワーゲンの新世代EV「ID.」ファミリーの最初のモデルとして、2020年7月に欧州市場で発売された。欧州デビューから約3年となる今回、初の本格改良を受けて、改良新型が登場した。この改良新型は、日本市場に導入される可能性もある。

改良新型のエクステリアは、シャープなデザインとし、エアロダイナミクス性能も引き上げられた。新しいフロントバンパーは、開口部が最適化され、冷却性能を追求する。フロントガラスの下の黒いストリップを廃止して、ボンネットが長く見えるようにしたのも特長だ。「エアカーテン」と呼ばれる前輪周辺の気流を改善することで、空力特性も最適化。リアには、2パーツ構成のテールライトが新たに採用されている。

ドライバー正面の5.3インチのコンパクトなドライバーディスプレイは、マルチファンクションステアリングホイールで操作する。ダッシュボードの中央には、ナビゲーションシステム、電話機能、メディア、アシストシステム、車両の各種設定用の12インチのタッチディスプレイが標準装備された。レイアウトがより明確になり、充電メニューがタッチディスプレイの最初のレベルに配置されるようになっている。

《森脇稔》

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