【レクサス RZ】デンソー初のSiCパワー半導体を用いたインバーター

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デンソーは、同社初となるSiC(シリコンカーバイド)パワー半導体を用いたインバーターを開発。電動駆動モジュール「eAxle」に組み込まれ、3月30日に発売されたレクサス初の電気自動車(BEV)専用モデル『RZ』に搭載される。

今回搭載されているSiCパワー半導体は、シリコン(Si)と炭素(C)で構成。電力損失を大幅に低減する半導体の材料でつくられている。モーターを駆動・制御するインバーターの駆動素子にSiCパワー半導体を採用することで、従来のSiパワー半導体を用いたインバーターと比べて、特定の走行条件において電力損失を半減。BEVの電費が向上し、航続距離の延伸に貢献している。


《纐纈敏也@DAYS》

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