スズキ原2スクーター乗りが“独断と偏見”レビュー!オーナーだから言える新型『バーグマンストリート125EX』のスゴさ

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スズキ バーグマンストリート125EX
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◆スズキ125スクーターを所有者目線でリアルに見る

日常の足として街乗りに最適なのはもちろん、郊外へのちょっとしたツーリングにも使えて便利な125ccスクーター。昨今、大人気となっている原付2種クラスで昔も今も強い存在感を持つのが、なんといってもスズキです。

筆者(青木タカオ)もまた先代『アドレス125』を新車で購入する大ファンであり、ここへきての『アドレス125』のフルモデルチェンジ、『アヴェニス125』のデビュー、そして『バーグマンストリート125EX』の新発売は気になって仕方がありません!

スズキ バーグマンストリート125EXスズキ バーグマンストリート125EX

そんなわけで、スズキ原2ユーザーの自分が徹底的に乗り、とことん細部までチェックしました。あらかじめ言っておきますが、普段から『アドレス125』に乗り、取材や撮影現場へ出かけるリアルオーナーとしては、スズキの125ccスクーターだけは、バイクジャーナリストとして客観的に見るなんてことはできません。独断と偏見を大いに交えつつ、レポートいたしましょう!!

◆なんたって、顔がいい。大人ムード漂うスタイル

なんたるや、オシャレでスタイリッシュなことかっ!実車を目の当たりして開口一番、心から発してしまいました。だってそうでしょ?エッジの効いたラインが、フロントの低い位置からリヤへかけて軽快に跳ね上がり、見るからにスポーティではありませんか。

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なんたって、顔がいい。フロントカウルの低い位置にポジションランプを内蔵したLEDヘッドライトが配置され、ツリ目できりっとした表情。クールで堂々とし、色っぽさも感じさせるためか、大人っぽいムードも漂います。

そんなハンサムフェイスに、短くてスッキリとしたウインドスクリーンをセット。エレガントな印象を引き立てています。これは走ってわかることですが、単なるデザイン的要素のひとつではなく、走行風を後方へ流す整流効果に優れ、ハイスピードレンジでもライダーの身体に受ける走行風がとてもやさしくなります。

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◆所有者だから言える「欠かせないもの」

スズキの125ccモデルは、交通の流れが速い幹線道路も余裕で走れる動力性能を持つことから、長く愛用すると巡航時の快適性が問われます。その点『バーグマンストリート125EX』は、速度域を高く保ったままのクルージングも余裕ある走りで遠出もこなしてくれます。

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前後12インチの足回りを持つ車体に、8.3PSを発揮する空冷SOHC2バルブエンジンを搭載。燃焼効率を上げ、フリクションロスを低減することにより、パワーを犠牲にすることなく低燃費も実現した欲張り過ぎる『SEP(SUZUKI ECO PERFORMANCE)』エンジンは、『SEP-α』へさらなる進化を果たしているから旧型パワーユニット搭載車のオーナーとしてこれもまた羨ましいところなのです。

見逃せないのが、キックアームの標準装備です。これ、スズキの125スクーターに何年もずっと乗り続けている所有者目線から申し上げますと、「必要不可欠」と言っても過言ではありません。

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もちろん、エンジン始動はいたってスムーズ。ワンプッシュで始動可能な「スズキイージースタートシステム」のおかげで、様子を見ながらスタートボタンを押し続けるなんていう必要はありません。ボタンひとつで元気良くエンジンが目覚めます。

ただし、実際に何年も乗り続けていると、バッテリーが弱り気味で特に寒くなってきたときなどエンジンが掛かりづらい、なんてこともありますよね。これを読んでいる皆さまも、きっと心当たりがあるでしょう。

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そんなときも、キックで始動ができるととても助かります。私もキックアームの恩恵に何度も授かったからこそ、声を大にして申し上げたい。『バーグマンストリート125EX』の開発&設計チームの皆さま、キックスタートができるようにしてくれて、本当にありがとうございます!

◆スズキ二輪車初のアイドリングストップ機能

まだオーナーでもないのに、感謝の気持ちを口にしてしまいましたが、アイドリングストップ機能も備わっているから、まさに至れり尽くせり。実際のところ、SEP系のエンジンは燃料計で教えてもらわなければ、ガソリン給油を忘れるほど燃費がいいのですが、アイドリングストップ機能は燃費が良くなるとかそういったハナシはさておき、スマートでカッコイイのです。

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信号待ちでの停止時に、エンジンがさりげなくすっと停まり、発進時に再始動して走り去る姿は心憎いほど洒落ているではありませんか。スズキ二輪車で初採用となるアイドリングストップ機能によって、『バーグマンストリート125EX』はそれができるのですから、もぉ~たまりません!!

しかも、再始動はサイレントスターターシステムで、タイムラグなくスムーズで音もなく静かだからライバルに差をつけられます。スターターを兼用するジェネレーターによるもので、これもまたスズキ二輪車で初採用となります。

アイドリングストップ機能はオフにすることもできますし、エンジンが十分に温まっていなかったり、バッテリー状態が良好ではないとき、サイドスタンド格納時、速度10km/h以上では作動しない設計となっていて、隙がありません。

◆豪華装備で高級感もタップリ

絶えず視野に入るハンドルカバーも上質ですが、フル液晶ディスプレイが用いられたメーターもまた高級感を際立たせています。メーターパネルを浮かせたように見えるフローティングデザインとなっていて、軽快感が演出されています。

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液晶画面は見やすく、情報量も豊富。スピードメーターはもちろん、オイルチェンジインジケーターやバーグラフ式の燃料計、時計やオドメーター、トリップメーターなどを表示。

また、ディスプレイの左右には、ターンシグナルやハイビーム、マスタウォーニング、エンジン警告灯、アイドリングストップインジケーターを配置。さらに、燃費に優れた運転がひと目でわかるエコドライブインジケーターも装備されるなど、ライディングに役立つさまざまな情報が提供されます。

◆3兄弟で最大の燃料タンク!さらに充実の使い勝手

まだまだ車体をじっくり見ていきましょう。シャッター付きのキーシリンダーは実績充分で、使い勝手の良いもの。鍵穴へのいたずらや盗難を抑止してくれるシンプルな機構です。

フロントパネルには、左側にフタの付いたインナーボックスがあり、スマートフォンの充電などに便利なUSBソケットが備わっています。雨水が直接当たらないボックス内に装備するのは後付けでは難しいので、細かいながらも機能面における重要なポイントと言えるでしょう。

右側にはオープンタイプのフロントインナーラックがあり、500ccのペットボトルが入ることを確認しました。さらにフックが前面中央にある上、股の下に折りたたみ式ホルダーも設置されています。袋やカバンを下げる場所が2か所あり、重宝するのは言うまでもありません。

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シート下のトランクスペースは容量21.5リットル、最大積載許容重量10kgを誇ります。新型『アドレス125』や『アヴェニス125』が給油口を外へ出し、ダイレクトにアクセスできるのに対し、『バーグマンストリート125EX』ではシートでガソリンキャップを隠しました。

燃料タンクは5.5リットルの容量を確保し、『アドレス125』の5リットル、『アヴェニス125』の5.2リットルと比較すると3兄弟で最大となります。

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快適なロングシートは赤いステッチがアクセントとなり、形状の凝ったもの。足を地面におろしやすいよう側面が削られていますが、座面が広く長時間座っていても疲れ知らずだったことも報告しておきましょう。

◆足もと広々なフラットフロアボード

そして、スズキのスクーターでもっとも気に入っているのが、広々としたフラットなフロアボードです。新型『アドレス125』も『アヴェニス125』だって、足もとは真っ平らで広々していますが、『バーグマンストリート125EX』は更に広くなっており、ゆったりと足を伸ばすことが出来ます。

また、ライダーが足を地面に着く際、邪魔にならないよう左右の足元付近を絞り込んだ形状としているのも舌を巻きます。

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自由度の高いライディングポジションを実現していて、「コレでないとダメなんです」という意見は筆者だけではなく、多くのスズキ原2スクーターユーザーらからの声を耳にします。

◆実用性に妥協なし、後ろ姿にも魅了される

スタイリッシュさや上質感だけでなく、実用性にも妥協がないことは、大きめのリヤキャリアを標準装備している点からもわかるでしょう。荷物を載せるのに便利なのは言うまでもありませんが、タンデムライダーのグラブバーとして、純正アクセサリーをはじめとしたトップケースを備えるのにも欠かせません。

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そして、後ろ姿でも魅了されてしまうではありませんか。リヤのコンビネーションランプは、ウインカーを一体にしたフルLED式で、テールエンドもエレガントかつスポーティです。

これだけの充実装備を持ち、エレガントなスタイルとしながら車体価格は31万7900円に抑えています。車体色は「パールムーンストーングレー」「パールミラージュホワイト」「マットブラックメタリックNo.2」の3つから選べ、カラーを選ぶのも悩ましいところです。

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青木タカオ|モーターサイクルジャーナリスト
バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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