日産自動車とルノーグループは7月26日、交渉を進めていた資本関係の対等化について、最終契約の締結を完了したと発表した。
これまでルノーは日産の株式43.4%保有していたが、2023年第4四半期までに28.4%をフランスの信託会社に信託。これにより、日産・ルノーともに15%ずつを出資する対等な資本関係となる。
また、ルノーが欧州に設立するEV&ソフトウエアの新会社「アンペア」に、日産は最大6億ユーロ(約930億円)を出資し、取締役を派遣することを決定。さらにラテンアメリカ、インドおよび欧州でのプロジェクトについて両社で検討していくことも合意した。