トヨタで組織改正、デジタルソフト開発センターを新設…デンソーとの連携強化

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トヨタ自動車は、2023年10月1日付でデジタルソフト開発センターを新設する組織改正を行うと発表した。

トヨタは、誰もが自由に、楽しく、快適に移動できるモビリティ社会の実現を目指し、モビリティ・カンパニーへの変革を進めている。2016年にはコネクティッドカンパニーを設立し、ITSの実装やコネクティッドカーのグローバル展開など事業を拡大。また、ウーブン・バイ・トヨタでは、自動運転やソフトウェアプラットフォーム「Arene(アリーン)」の開発を通じてソフトウェアの開発能力を高め、モビリティのためのテストコース「Woven City(ウーブン・シティ)」を通じてトヨタモビリティコンセプトの実現に取り組んでいる。

今後は、モビリティが社会システムの一部となる「社会システムプラットフォーム」の構築に向けたクルマの「知能化」や「ソフトウェアの実装」をスピーディに進めるフェーズに移行していく。そのため、グループ内でソフトウェア実装を得意とするデンソーを加えた、ウーブン・バイ・トヨタ、トヨタの3社での連携を強化し、ソフトウェアを軸にモビリティの価値を高めていく。


《纐纈敏也@DAYS》

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