ルノーの新型コンパクトSUV、1.0リットル3気筒ターボ搭載…『カーディアン』発表

ルノー・カーディアン
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ルノーは10月25日、新型SUV『カーディアン』(Renault Kardian)をブラジル・リオデジャネイロでワールドプレミアした。

カーディアンはブラジルなどの南米市場を皮切りに、世界市場に投入される新型SUVだ。ルノーがグローバルに展開する新戦略「ルノーリューション」を象徴する新型車になる。ルノーによると、テクノロジー、安全性、ドライビングの楽しさと俊敏性を思い起こさせる車名になるという。

カーディアンのフロントには、新デザインのヘッドライトが採用される。フロントグリルには、ルノーの新エンブレムが配され、ブランドイメージをより強固なものにしているという。また、高い最低地上高やルーフバーなどに、SUVらしさを表現する。そのシルエットはコンパクトで、全長は4150mm以下に抑えられる。

インテリアには、8インチのマルチメディアディスプレイが装備される。また、高い位置のレイアウトされたコンソール、ルノーの新しいロゴが入ったステアリングホイール、ドライバーと同乗者の快適性を高めるためにフロントドアパネルに沿って配置されたアンビエント照明も特長だ。「MULTI-SENSE」システムにより、ドライバーは気分に合わせて、さまざまな照明や走行モードを選択することができる。押すだけでシフトチェンジが可能な「eシフター」が装備される。

カーディアンには、モジューラー方式で汎用性の高いルノーの新開発プラットフォームを導入した。このプラットフォームは、欧州以外の多くの市場向けに、さまざまなモデルの開発を可能にするという。カーディアンの南米発売時には、直噴1.0リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンが用意される。最大出力は125hp、最大トルクは22.4kgmを発生する。このエンジンに、「エフィシエント・デュアル・クラッチ(EDC)」トランスミッションを組み合わせる。

ルノーはまず、ブラジルのクリチバ工場でカーディアンを生産する予定だ。その後、ルノーのモロッコ・カサブランカ工場でも、生産を計画している。

《森脇稔》

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