メルセデスベンツが自動運転「レベル3」の認可取得…中国北京当局から

メルセデスベンツ Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車
  • メルセデスベンツ Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車
  • メルセデスベンツ Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車
  • メルセデスベンツ EQS と Sクラス の「DRIVE PILOT」装着車

メルセデスベンツ(Mercedes-Benz)は12月18日、自動運転「レベル3」の高速道路走行試験の認可を、中国北京当局から取得した、と発表した。当局からこの認可を受けた最初の自動車メーカーのひとつ、としている。

メルセデスベンツは、安全第一の原則を守りながら、北京の指定された高速道路で、条件付き自動運転システムの試験を開始する。メルセデスベンツは、中国向けレベル3システムの開発において、関係当局と協力し、中国の顧客に安全で信頼性の高い自動運転体験を提供することを目指すという。

レベル3システムの「DRIVE PILOT」は、ドライビングアシスタンスパッケージのセンサー技術をベースに、メルセデスベンツが安全な条件付き自動運転に不可欠と考えるセンサーを追加したものだ。これには、LiDARセンサー、フロントウィンドウのアドバンストステレオカメラ、リアウィンドウのマルチパーパスカメラ、緊急車両からのブルーライトやその他の特別な信号を検知するためのマイク、フロントホイールハウスの水分センサーなどが含まれる。


《森脇稔》

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