ビンファスト、米国市場で電動バイク『DRGNFLY』を発売…CES 2024

ビンファストDRGNFLY(CES 2024)
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ビンファストはCES 2024、で電動バイク『DRGNFLY』の米国でのロールアウトを正式に発表した。“Ride your style”というメッセージのもと、「すべての人々に向けた電動モビリティの未来を刺激する」とビンファストはアピールする。

DRGNFLY「昇る龍」の名前は、ベトナムの古都タンロン(現在のハノイ)に因むもので、その長い歴史のイメージに由来する。プロトタイプの初公開からわずか1年後の市販化は、誰もが利用できる環境に優しいモビリティがある未来についての、ビンファストの“本気”を示している。

米国市場でのDRGNFLYの価格は2800ドル=約40万7000円から。近い将来、世界の他の市場でもデビューする予定だ。

DRGNFLYのデザインは、レッドドットデザイン賞を複数回受賞しているデンマークのスタジオ、エスキルドハンセンとの共同開発だ。モーターサイクルの黄金時代に触発されたヴィンテージデザインと、持続可能な未来へのコミットメントを融合させたという。V字型の長いフレームがは飛翔する龍をイメージさせる。軽量でありながら耐久性のあるアルミニウム製のフレームは、強度と取り扱いの容易さを両立させた。

最大走行距離が63マイル(=102km)で、バッテリーは取り外し可能なリチウムイオンバッテリー。後輪に750Wのモーターとトルクセンサーを搭載し、最高速度は28mph(=45km/h)だ。トルクセンサーは1秒間に16000回のトルク変化を検出する。

ビンファストの営業・マーケティング副CEO、トラン・マイ・ホア氏は、「DRGNFLYは単なる電動バイクではなく、自己表現を求める現代のユーザーにとってライフスタイルの選択肢だ」と述べる。

さらにDRGNFLYは、「コネクト」された電動バイクだ。4G接続とコンパニオンアプリを用いて、ライディングモード、リモートロック/バイクロケーター(GPS)、ライド統計などの記録といったスマート機能を楽しめる。

《レスポンス編集部》

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