ホンダ、営業利益46.7%増で1兆円超え…通期予想も上方修正 2023年4-12月期決算

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  • 主要市場の状況 四輪事業
  • 主要市場の状況 二輪事業

ホンダは2月8日、2023年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。品質関連費用の影響などはあったものの、四輪販売台数の増加に加え、商品価値向上に見合う値付けなどにより、営業利益は大幅な増益となった。

売上収益は同19.8%増の14兆9994億円。営業利益は同46.7%増の1兆0763億円となった。税引前利益は同47.1%増の1兆2645億円、当期利益は同49.1%増の8696億円となった。

第3四半期累計のグループ販売台数は四輪が同13.6%増の311万4000台。二輪は同2.3%減の1396万1000台となった。四輪事業は米国での堅調な需要や日本での生産回復による販売台数の増加などにより、売上収益は同28.8%増の10兆1205億円、営業利益は約4倍増の4605億円。二輪事業は主にブラジル・欧州で販売台数が増加。売上収益は同7.1%増の2兆3580億円、営業利益は同9.3%増の4115億円で過去最高を達成した。


《纐纈敏也@DAYS》

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