新開発バイオハイブリッド技術搭載、40以上の新型車を南米に投入へ…ステランティス

2025~2030年にかけて南米地域に56億ユーロを投資すると発表したステランティスのカルロス・タバレスCEO(左)
  • 2025~2030年にかけて南米地域に56億ユーロを投資すると発表したステランティスのカルロス・タバレスCEO(左)
  • ステランティスのバイオハイブリッド技術
  • ステランティスのバイオハイブリッド技術

ステランティスは3月6日、2025~30年にかけて南米地域に56億ユーロ(9060億円)を投資すると発表した。この投資により、40以上の新型車を投入するとともに、新開発のバイオハイブリッド技術を導入する。

この投資によって、バイオ燃料(エタノール)を動力源とするハイブリッドエンジンと電動化を組み合わせたバイオハイブリッド技術を導入する。ステランティスはフィアットブランドの下で、100%エタノールを使用したバイオ燃料エンジン技術の開発と応用を先駆けた。将来的には、この地域でEVも生産される予定だ。

バイオハイブリッド技術は、ステランティス傘下のさまざまな車種に搭載することができる。この技術は、同地域内の全ての生産ラインに対応する。バイオハイブリッド技術は、市場に段階的に導入される3種類のハイブリッドパワートレインによって支えられている。


《森脇稔》

特集