15日の日経平均株価は前日比99円74銭安の3万8707円64銭と反落。米連邦準備理事会(FRB)による利下げ観測の後退から米国市場が下落した流れを受け、半導体関連株を中心に売りに押される展開となった。
14日のニューヨークダウは137ドル安の3万8905ドルと4日ぶりに反落。朝方発表の2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回り、米長期金利が上昇。株式市場は売りが優勢な展開となった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は続落。アナリストが目標株価を引き下げた電気自動車(EV)のテスラは4.12%安。テスラ株の下落率は昨年末比34%。ハイテク株の割高感も指摘される中、アナリストの慎重な分析が相次いでいる。
円相場は1ドル=148円台半ばに軟化し、自動車株はほぼ全面高。