日立アステモは、ソフトウェア・デファインド・ビークル(SDV)の進展を含むモビリティ業界の急速な変革に対応するため、4月1日付で組織改正を行うと発表した。
この改正により、電動ビジネス統括事業部とシャシー・ICE統括事業部の組織階層を見直し、迅速な対応が可能となるよう事業部とビジネスユニットの2つの階層に変更し、組織機能の強化を図る。
具体的には、電動ビジネス統括事業部傘下のECUソリューションビジネスユニットにSDV事業化機能を新設し、モビリティソリューションビジネスユニットへと名称を変更。また、ソフトウェア事業部にはクラウド開発機能を新たに設け、SDVプラットフォーム統括本部として組織を再編する。これにより、SDVプラットフォーム統括本部および技術開発統括本部がクラウド開発を強化し、モビリティソリューションビジネスユニットがクラウド事業化を推進する体制を整える。