19日の日経平均株価は前日比1011円35銭安の3万7068円35銭と急反落。中東情勢の緊迫化で投資家のリスク回避姿勢が高まり、幅広い銘柄が売られた。
18日のニューヨークダウは22ドル高の3万7775ドルと反発。景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株が買われた一方、利下げ開始時期の遅れに対する警戒感から上値は重い展開となった。
ハイテク株主体の米ナスダック市場は5日続落し、約2カ月ぶりの安値水準で取引を終了。電気自動車(EV)のテスラは、アナリストが投資判断を引き下げたことが嫌気され3.55%安。なお、テスラは現行のラインアップより低価格の『モデル2』とも称される量販型EVの開発を中止したとの報道も流れている。
外国為替市場で円相場は1ドル=154円台前半で推移。自動車株は軒並み安。